「TRGオーナーズ新聞」は、弊社管理業務のご紹介や最新の管理業界ニュースなどを掲載している新聞です。オーナー様向け情報紙として弊社が作成しております。このページでは記事の抜粋をご紹介いたします。
「第114号」のご紹介 (2025年1月号から抜粋)
稼働率で見る賃貸物件の収益力
ご所有の物件の入居率、稼働率は何%でしょうか?
稼働率の単純な求め方は稼働日数に対しての入居日数で割り出せます。ただしリフォーム期間や滞納状況なども考慮して求めることが大切です。
■ 稼働率を上げるには?
稼働率を上げるためには、空室期間を短くする必要があり、部屋の退去から入居までの期間が短いほど稼働率が上がります。
空室期間になるには2つの要素が考えられます。
・退去後リフォーム完了までの期間
・部屋付けまでの期間
サブリース業者による期間の目安は退去後のリフォームの完了が20日程度、部屋付けまでが30~45日程度となっております。
仲介業者からの交渉については単に家賃を下げるだけでなく、フリーレントを活用することで稼働率を上げられます。
また滞納がある場合についても稼働しているとはみなせません。こちらについても早期対応のほか、保証会社等の活用が必要です。
■ スキマを埋めて稼働率UP
部屋だけでなくスキマを埋めることで稼働率を上げられます。
例えば、屋上看板設置、またエントランス周辺にスペースがあれば、自動販売機設置やバイク置場を新設する等です。
あるいは、駐車場に空きスペースがある場合は時間貸しへ転用することも一つの方法と言えます。
開発営業部 マネージャー
辻本 怜史
新年のご挨拶 2025年1月号
「Reborn~新しく生まれ変わる。次の30年の第一歩」
新年あけましておめでとうございます。
世界情勢は混沌としたままです。
ロシア・ウクライナや中東は解決の糸口を見いだせないまま新年を迎えました。
日米とも株価は高いままですが、景気が改善されている実感がない中でインフレが進んでいます。
建築費と土地価格は高いまま推移しています。
不動産ローンの金利は、日銀政策金利や国債利回りの上昇などから上がる要素も多くあります。
このような経済状況の中、賃貸住宅の家賃は都市の中心部を除き、上げにくい地域も見受けられます。
さらに日本の人口は減少を続けています。
そんな中、アジアなどの外国人労働者から見た日本は、円安で報酬面の魅力が低下していると考え、貨幣価値やGDP成長率が高い国を選択したり、自国にとどまるケースも徐々に増えてきているようです。
よい面と混沌としている面が交錯している経済状況の中に私たちはいます。
そんな中、2025年、タカラレンタックスグループは、「Reborn ~新しく生まれ変わる。次の30年の第一歩」をテーマに事業運営をしてまいります。
これまでもさまざまな不動産関連事業を展開してまいりましたが、今後はこれまでにやってきたビジネスと親和性の高い分野に踏み出し、新しいサービスをご提供してまいります。
これは新たな異業種の成長分野に参入するのではなく、今のビジネスから半歩分だけ拡大した分野で挑戦します。
この場合、資金やリソース(人・モノ)も柔軟に対応でき、さらに現業のビジネスに対する相乗効果も期待しています。
ここ数年、当社では賃貸不動産、賃貸管理業界の関西地区において、SNS(TikTokやInstagram)による集客活動や、法人送客など、イノベーター(先駆け)として活動し、実績を積み上げてまいりました。
今年も不動産関連事業をベースに周辺事業にも活動の幅を広げてまいります。
タカラレンタックスグループの2025年の活動にご期待ください。2025年がみなさまにとって実りの多い1年となりますことを祈念しています。
2025年1月吉日
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