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当然ですが、満室物件と空室が多い物件では価格に差が出てきます。実際にはどちらが正しいと言う訳でなく、投資家様の運営レベルによって答えは変わり ます。
投資のプロは、必ず道路に注意をおこなっています。普通の道路のように見えても、実際には『水路』だったり『みなし道路』する場合があります。この場合、大半の金融機関は融資を断る事が多く、出口戦略や建て替えが出来ない場合もあり問題になるケースがよくあります。又、エリアを絞り過ぎるとチャンスは減ります。
不動産投資のポイント その2
状況から物件を選ぶ
現地見学・内覧
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気になる物件が出た場合は、必ずご自身の目で確認をおこなって下さい。出来れば最低3回は見て頂く事をお薦め致します。 (日中、夜、雨等)時間や天候によって物件の表情は変わりますので、あらゆる角度からの見学が必要と思われます。 ただ、あまり時間をかけ過ぎますと、その間に売れてしまう場合がありますのでご注意下さい。
又、駅からご自身の足で歩く事をお薦め致します。ほとんどの方が電車を使う事が多く、物件までの途中で嫌悪施設など歩かないと 見落としてしまう場合があるからです。
物件では、外壁や屋上などの修繕に多大な費用がかかる所を見るのも当然ですが、ゴミ捨ての状況や消防設備の調査も忘れずにおこなって下さい。
買付
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さて、ここまできたらいよいよ買付です。買付を出したからと言っても安心はタブーです。実際に、資料を集めるために時間がかかり過ぎて、他の方から『融資が通っていますからこちらなら直ぐに決済できます。』などと言って横取りをされる場合があります。そのような事が無いように、契約日までの時間を短縮する努力をおこなって下さい。
又、プロ間での取引で買付キャンセルをおこなうと、業界から永久追放されかねないくらいのペナルティが科されます。業者間はお互いの情報が命となっている為に、その様な事があれば直ぐに業界に流れてしまいます。その為に買付キャンセルはおこなわないで下さい。
融資
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殆どの投資家様は銀行の融資をおこないます。当然の話ですが、金利の安い銀行は融資条件が厳しく、融資条件が易しい所は金利が高くなっています。銀行もお金を貸すのが本当の商売ですので、色々な銀行に融資を持ちかける事が重要です。
又、融資を受ける時期も大事になります。実際に、3月決算の銀行で融資担当者がノルマを達成できていない場合は、かなり無理して融資をおこなってくれますが、4月になると全く受付をおこなってくれない場合があります。では断られたからと言って諦めるのでは無く、同じ銀行でも支店が違えば融資がおりる場合が有ります。
少しでも良い条件で融資を受ける為には数多くの銀行支店を回って下さい。