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管理事例「家賃滞納12ヶ月、どうすればいいのか?」をご紹介

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    家賃滞納12ヶ月、どうすればいいのか?

    当社に賃貸管理を任せて頂いた時点で約50万円もの家賃を滞納している部屋がありました。 月額家賃4万円の物件でしたので、12か月分も滞っていました。

    問題点
    滞納が集金出来ていない。

対策前

当社に賃貸管理を任せて頂いた時点で約50万円もの家賃を滞納している部屋がありました。
月額家賃4万円の物件でしたので12か月分も滞っていました。
15年ほど住まれている方で、特に退去の意思も無く、できればそのまま住み続けたいとのことでした。
連帯保証人もおらず、オーナー様は退去して欲しいと言う思いもあるが、法的手続きに出ると高額な費用がかかる為、少しでも集金できればとの要望でした。

問題点:迅速な対応ができていない

前賃貸管理会社の家賃督促業務が進んでおらず、家賃滞納が増えていくばかりの状況となっておりました。
今までどのような方法で滞納者へアプローチをしていたかは分かりませんが、オーナー様には頑張っているのですが入金してくれませんと言う報告だけだったそうです。
滞納集金のノウハウが無かったのか、または、口だけであまり力を入れていなかっただけなのか・・・・・
家賃滞納は初期対応が非常に重要です。いかに早い段階で滞納をつぶすかが肝心です。
いずれにせよ、まずは入居者様と家賃について話をすることが先決でした。

対策現状把握と具体的な支払いの目処を立てる。

オーナー様から入手した入居者連絡先に連絡しましたが、こういった方の場合不通になることが多く、訪問することが重要です。訪問を行い滞納状況と収入状況の確認を行いました。
入居者様は滞納金額は把握しているものの、仕事がうまく行っておらず収入が安定していない為、支払が出来ない状況でした。
また、家賃以外にも借金の返済があるとの事で、そちらへの支払いが先になっているようでした。
入居者様から確認した状況をオーナー様と共有し、契約解除の意思表示と一括支払が無理な場合は毎月2万円の分割で支払っていただくことを決めました。
後日、入居者様を訪問し、滞納家賃を全額支払えない場合は契約を解除する旨を伝えましたが、やはり、滞納全額を一括で返済することは無理でしたので、マンションオーナー様と事前に打ち合わせしていた分割支払いで話し合い、毎月の家賃と一緒に支払うことで合意しました。

イメージ写真

対策の結果

分割支払合意契約書に基づき数ヶ月は毎月の家賃に分割分を上乗せして払っていましたが、上乗せ分が無かった月があった為、すぐに入居者へ家賃を支払うように連絡しました。 
現在、滞納分は9割まで集金することが出来ました。
オーナー様も当社の行動と結果にひと安心されていました。

入居して頂いても滞納があるとオーナー様の賃貸経営を圧迫することになります。家賃滞納を長期化させないためにもオーナー様と滞納状況を共有し、即座に行動を起こせるよう体制を心がけています。

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